売り方ラボ
ブランディング

アクセサリーを「着用」写真で撮影してクリック率を2倍にする方法

売り方ラボ
||6分で読める
💍

着用写真がクリック率を高める理由

ハンドメイドアクセサリーの商品ページで着用写真を掲載しているショップと掲載していないショップでは、クリック率に大きな差が生まれます。ECサイト全般の調査では、着用・使用イメージ写真がある商品のクリック率は非着用写真のみの商品と比較して1.5〜2倍以上高いケースが報告されています。

その理由は明快です。アクセサリーは「身につけたときにどう見えるか」が購買判断の核心だからです。商品単体の写真だけではサイズ感・実際の色みの見え方・コーディネートとの相性が伝わりません。着用写真1枚が、商品説明文に書かれた数百文字分の情報を視覚的に補完します。

着用写真が伝える3つの情報

情報の種類 着用写真がない場合 着用写真がある場合
サイズ感 テキストで読んで想像 首・手首・耳などへの実際の見え方で直感的に理解
色の見え方 単体写真の色のみ 肌色・コーデとの対比で実際の印象がわかる
コーデイメージ 想像に委ねられる 購入後のスタイリングが具体的に想像できる

セルフ着用写真の撮影テクニック

一人で着用写真を撮影するための3つの方法を解説します。

方法1: 三脚+タイマー撮影

スマートフォン用三脚(100均でも購入可)にスマホをセットし、タイマー(3秒〜10秒)を使って撮影します。ピント合わせのために事前に椅子やぬいぐるみなどを代わりに置いてフォーカスを固定しておくのがコツです。

カメラアプリの「グリッド線」を表示させ、頭頂部と顎が画面の上下1/3の位置に来るように構図を決めるとプロらしい仕上がりになります。

方法2: 鏡撮り

全身鏡や洗面台の鏡の前でスマホを持って撮影する方法です。特にネックレスやリング・ブレスレットなど「手元や胸元が主役」のアイテムに適しています。スマホ本体が写り込まないよう、カメラを顔の脇や横にずらして構えるのがポイントです。

方法3: パーツ撮影(顔なし着用写真)

顔を写さずに「耳だけ」「首元だけ」「手首だけ」を撮る方法です。プライバシーへの配慮にもなり、SNSでの拡散もされやすい傾向があります。耳元ショットは横向きに首を傾けて肩口から撮ると、アクセサリーが美しく映えます。


モデルに依頼するときのコストと方法

セルフ撮影に限界を感じたときや、作品の世界観をより本格的に表現したいときはモデルへの依頼を検討しましょう。

依頼先の種類と費用の目安

依頼先 費用目安 特徴
友人・知人 0〜5000円(お礼品や食事代) コミュニケーションが取りやすい・自然な写真になりやすい
SNSフォロワー(モデル募集) 0〜3000円(商品プレゼント等) ブランドのファンが出演するため世界観が合いやすい
ストリートスナップ系モデル 5000〜15000円/時間 セミプロ・プロ品質・ポージングが上手
モデル事務所所属 20000〜50000円以上 最高品質だがコストが高い

ハンドメイド作家が最初に取り組むべきはSNSでのモデル募集です。「着用モデルさん募集中。作品をプレゼントします」という投稿1本でフォロワーから応募が来るケースが多く、撮影コストをほぼゼロに抑えられます。

依頼時に伝えるべき事項

モデルに依頼するときは以下の点を事前にテキストで共有しておきましょう。

  • 撮影日時・場所(屋内・屋外)
  • 撮影するアイテムの種類と点数
  • ブランドの世界観(例:ナチュラル・フェミニン・モード)
  • 写真の使用用途(minne・Instagram・ホームページ等)
  • 顔の掲載可否の確認
  • 著作権の帰属(撮影者が自分の場合は自分に帰属するが、相手がカメラを持つ場合は要確認)

minne・Creemaでの着用写真の掲載方法

サムネイル(1枚目)に使うべきか

minne・Creemaでは1枚目の写真が検索結果やショップ一覧に表示されるサムネイルになります。着用写真をサムネイルに使うと一覧画面でも目立ちますが、以下の点を考慮してください。

着用写真をサムネイルにするメリットは「商品の使用イメージが一目でわかり、ターゲットに刺さりやすい」こと。一方デメリットは「商品の細部やカラーバリエーションが伝わりにくく、サムネイルとしてのインパクトが弱くなるケースがある」ことです。

実際に効果が高いのは「正面の商品単体写真をサムネイルにして、2枚目以降に着用写真を掲載する」パターンです。サムネイルで商品の全体感・色を明確に伝えつつ、ページ内に進んだユーザーには着用写真でサイズ感とスタイリングイメージを届けられます。

掲載枚数と順序の推奨

枚数 内容
1枚目 正面・全体・白背景(サムネイル)
2枚目 着用写真(全体コーデ感)
3枚目 着用写真(部分アップ・サイズ感)
4枚目 素材・刻印・細部クローズアップ
5枚目以降 別角度・カラーバリエーション・梱包イメージ

着用写真を2〜3枚組み込むことで、購入を迷っているユーザーの「使ったときにどう見えるか」という不安を解消し、購買率を高める効果が期待できます。セルフ撮影から始めて、まず1枚でも着用写真を加えることを目指しましょう。