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ハンドメイドEXPO・東京インターナショナルギフトショー出展ガイド【初出展者向け】

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展示会に出展するメリットとは

ハンドメイド作家にとって、展示会への出展はオンライン販売とは全く異なる価値をもたらします。直接手に取ってもらえる体験、その場での商談・販売、バイヤーや他の作家との人脈形成など、展示会でしか得られない機会が豊富にあります。

特に東京インターナショナルギフトショーのような大型展示会では、全国の雑貨店・百貨店・ギフトショップのバイヤーが来場するため、卸売契約や店舗展開のきっかけになることもあります。一方、ハンドメイドEXPOは一般消費者向けのイベントで、直接販売が中心となります。目的に応じて出展先を選ぶことが重要です。


主要展示会の比較

展示会名 対象 開催地・時期 出展費用目安 特徴
ハンドメイドEXPO 一般消費者 東京・年2回 3〜8万円 直接販売中心・個人作家に優しい
東京インターナショナルギフトショー 業者・バイヤー 東京ビッグサイト・年2回 20万円〜 卸・業者商談向け
minneのハンドメイドマーケット 一般消費者 各地・年数回 1〜3万円 minne公式・オンライン連動あり
デザインフェスタ 一般消費者 東京ビッグサイト・年2回 1〜2万円 アート・クラフト総合

初出展者にはハンドメイドEXPOやデザインフェスタが費用・規模ともに参入しやすいためおすすめです。


出展申し込みの流れ

ステップ1:出展者募集の確認

各展示会の公式サイトで出展者募集開始時期を確認します。人気の展示会は募集開始直後に枠が埋まるため、公式SNSや公式サイトのメールマガジンに登録しておきましょう。

ステップ2:申し込みと審査

ハンドメイドEXPOなど一部の展示会では、作品の審査があります。minneやCreemaのショップURL、作品写真、コンセプト文章を準備しておくと審査通過率が上がります。

ステップ3:出展費の支払いとブース確定

審査通過後、出展費を支払いブース位置が確定します。通路に面したブースや入り口付近は人通りが多いため、希望ブース位置がある場合は申し込み時に明記しましょう。


ブース設営のポイント

展示会での売上はブースの見せ方に大きく依存します。以下の点を意識しましょう。

高さを出してブランドを見せる

平置きだけのディスプレイは遠くから見えにくく、通過されてしまいます。棚・スタンド・ワイヤーネットを使って高低差を作り、遠くから見ても「何を売っているか」がわかる構成にします。

ブランドカラーを統一する

テーブルクロス・値札・POPのカラーを統一するだけで、ブースが洗練された印象になります。ブランドロゴを入れたパネルやバナーを背面に設置すると、ブランド認知につながります。

試着・試用できる環境を整える

アクセサリーであれば鏡を設置、香り物であれば試香できるサンプルを用意するなど、「触れてもらえる」環境がその場での購入率を高めます。


当日の接客と商談のコツ

声かけのタイミング

展示会での接客で最も難しいのが最初の声かけです。立ち止まったタイミングで「よかったらお手に取ってみてください」と一言添えるだけで、体験率が大きく上がります。

名刺・カタログの用意

バイヤー向けの展示会では名刺とカタログ(またはルックブック)が必須です。卸価格、最低発注数量、納期の目安を記載したプライスシートも用意しましょう。一般向け展示会でも名刺を持参することで、SNSフォローやリピーター獲得につながります。

連絡先の取得

当日購入に至らなくても、LINEやInstagramのフォロー、メールマガジン登録につなげることで後日の顧客になってもらえます。QRコードを印刷したカードを配布するのが効果的です。


展示会後のフォローアップ

展示会が終わったら、当日集めた名刺やSNSフォロワーへのフォローアップが重要です。商談が生まれたバイヤーには1週間以内にメールを送り、条件の詳細を詰めましょう。SNSでは展示会の振り返り投稿をすることで、来場できなかったフォロワーへのアピールにもなります。

展示会への出展は費用と労力がかかりますが、オンライン販売だけでは築けないブランドの厚みと人脈を一度に獲得できる、非常にコスパの高い投資です。